恋愛マーケティング


「マーケティングの事を知りたいが、煩雑で分かりづらい!」と思われている方も多いと思う。しかし、私だけかもしれないが、これが恋愛の話となると話は変わってくる。

 

好きな女性とお付き合いしたい!だが彼女の周りには彼女と付き合いたい男達がウジョウジョ。

そんな時、あなたは黙って指をくわえているだけの人、それとも私みたいに「どうしても好きな彼女と付き合いたい!」人。どちらの部類の人間だろうか。

私みたいな輩にとって「恋愛マーケティング」は興味津々の話であるが、指をくわえる人にとってはどうでもいい話なのかもしれない。…と思いつつ書いている。

 

ところで、「彼女」としているのは私が男性で女性に興味があるからであり、対象者は男性でも女性でも構わない。あなたが「女性」で男性に興味があれば「彼女を彼」に置き換えて読んで頂きたい。

ア!それからもし本当に「恋愛マーケティング」を実行に移されて、「付き合うことができなかった」とか「彼女からもっと嫌いになられた」などの苦情は勘弁して頂きたい。全て自己責任で…。

という事で、まずは環境分析(SWOT)から始めてみる。

 

自分の強みで彼女を取り込むことができるチャンスは?

本篇の環境分析(SWOT分析)の「SWOTで遊んでみた」で記載したように、好きな異性の外部環境のマクロ環境とミクロ環境で機会と脅威を洗い出すことから始めることにする。

外部環境とは、彼女を取り巻く環境のことである。
本篇でも記載しているように、外部環境にはマクロとミクロ環境がある。

 

まずは、外部環境のマクロ環境を書き出し、次にミクロ環境に移っていくが、恋愛マーケティングでは、
「マクロ環境」は彼女の家庭や会社環境など、彼女を取り巻く環境を書き出す。
「ミクロ環境」では彼女の趣味や興味など、彼女自身の事を書き出す。

次に、内部環境ではあなた自身の事の「強み」と「弱み」を書き出す。この時の注意点は、自分を過大評価も過小評価もしてはいけない。素直に自分と向き合って書き出すことだ。

外部・内部環境が下記を終わったら、次はクロスSWOTである。

恋愛マーケティングにおけるクロスSWOTで求めるものは「S×O=あなたの強みが一番発揮できる機会」である。後の「S×T、W×O、W×T」は参考程度で頭の隅に入れておく程度でよいと思う。

 

[ 恋愛マーケティングのSWOT ]

S=あなたの強み
W=あなたの弱み
O=機会
T=脅威

 

 

S×O=自分の強みで異性を取り込むことができるチャンスは何か?
S×T=自分の強みで異性から嫌われるのを回避できないか?他の異性には脅威でも自分の強みでチャンスにできないか?
W×O=自分の弱みでチャンスを取りこぼさないためには何が必要か?
W×T=脅威と弱みが合わさって最悪の事態を招かないためには?

 

競争相手より有利に立てるポジションは?

SWOT分析が終わったら、次に行うのがSTP(ターゲットマーケティング)だ。

STPでは、他の男性との競合との差別的優位性を見いだせるポジションを見つける。その為にするのが「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」の3つ。

1、セグメンテーションでは、他の男性(競合)をセグメントしていく。
例えば、A夫は彼女の事が気になっている。B夫は彼女と付き合いたがっている。C夫は彼女を友だちと思っている…。
等々、分類していくつかの小集団に細分化していく。

2、セグメントされた小集団の中で、あなたと彼女の奪い合い合戦をするであろう集団を決める。この集団がターゲットとなる。
ターゲット集団が決まったら次はポジショニングであなたの差別的優位性を見出すことになる。

3、差別的優位性は、ターゲット集団とあなたとの比較である。
ターゲット集団には無い、若しくは弱い部分と「あなたの強み(SWOT)」を比較し、あなたが優位に立てる部分を探し、検証してみる。

 

4Pで計画を立てる

STPでポジショニングを見出せたら、次はマーケティングミックス(4P)でポジショニングとの相乗効果を見出だす。

4Pと言えば、製品・価格・流通・プロモーションだが、恋愛マーケティングでは下記のように4Pを置き換えてみる。

・製品=あなたの自身
・価格=お金持ち度
・流通=協力者
・プロモーション=相手へのアプローチ

「あなた自身」とは外見、内面、ステータス等を指す。
「お金持ち度」は、 一般的なマーケティングにおいては、商品は安いほど顧客にとって魅力的なのだが、今回の場合は女性から見たあなた(男)なので、お金を多く持っているほうが良い。あなたが女性なら重要視する必要はない。
「協力者」とは、あなたと女性との共通の友達で橋渡し役をしてくれる人。即ち、あなたと彼女との物理的距離を埋める人を指す。
「相手へのアプローチ」とは、あなた自身の売り込みである。

 

上の条件で書き出したなら、最初に4Pの矛盾点を探し出すことから始める。矛盾点とは、例えば極端だが
「価格でお金持ち度が高いのに、プロモーションでアプローチで誘うところがラーメン屋」
となると矛盾が生じてしまう。このような矛盾点を洗い出す。

4Pの矛盾点が修正できたら、次はポジショニングとの整合性をみてみる。

ポジショニングは競合との差別的優位性なので、4Pと差別的優位性に矛盾が生じてないかを見て、矛盾点があれば修正し4Pとの相乗効果が得られるようにしていく。

矛盾点が修正されたら、いよいよ個別戦略である。

 

 

 

 

4つの戦略で彼女を攻略する

製品(あなたの自身)戦略
4Pでは製品(商品/サービス)を指す。
ここでは製品があなたにあたる。その為、顧客である彼女に120%満足してもらえるようなあなたに変革するための戦略である。

価格(お金持ち度)戦略
4Pでは価格戦略はコストを抑えることだが、ここではその逆でお金を持って多く持っているかどうかである。
何と比べるのかというと、STPのターゲット集団との比較である。その集団が超金持ち集団なら、この戦略は採用せずに他の3つの戦略に力をつぎ込むようにする。

流通(協力者)戦略
4Pではチャネルと呼ばれるもので、商品が顧客の手に渡るまでの流通経路のことである。
ここでは、あなたが彼女との接触を増やすことのできる人や、あなたの事を高く評価し彼女に話すことのできる協力者を指し戦略化する。

プロモーション(アプローチ)戦略
4Pではテレビや新聞、広告、ラジオ、雑誌、インターネットなどを指す。
ここでは、彼女へどのようなアプローチを行うか。自分をどのようにPRするかと捉え戦略を練る。

このように個別戦略を作ることで彼女を攻略していくのであるが、お金持ち度の戦略が取れない場合は、戦略が気付かれないよう自然の流れで、協力者にあなたの事を「お金はあまりないようだけどとてもいい人よ」など協力して貰うようにすることで、価格戦略を補うこともできる。

 

 

如何だろう。少しはあなたの恋愛にお役に立つであろうか?
ん!「お前は恋愛マーケティングで彼女をゲットしたのか?」という声が聞こえてきますが、お蔭様で今まで女性に関して、恋愛マーケティングを使わなくても何故かお付き合いできてきた。今後必要な状態になれば「恋愛マーケティング」を使うことがあるかもしれない。

最後に、何もマーケティングは事業だけに使えるものではない。恋愛にも、人間関係にも、人生にも応用が効くので覚えておいて損はしないはずである。